ラゴンボート「龍舟」とは古代中国で生まれた最古のボートレース。紀元前278年から始まった伝統的なボート。
今、この現代にこのドラゴンボートは旧暦の5月5日、端午節のイベントとして今なお残っている。そのドラゴンボートに台湾在住の外国人21人が夢をかけて乗り込む。T-LINK管理人「なお」も毎日早朝5時起きで2ヶ月間の超過酷な練習に参加中。大会は端午節 6/11-12。

ここではドラゴンボートの紹介と共に管理人なおのドラゴンボート練習日記や師範大学国語中心ドラゴンボートチームの紹介をしてゆきます。
 
練習風景(動画)
師大国語中心龍舟隊スケジュール
4/22 ドラゴンボート隊員募集終了
4/25 プールでの遊泳能力試験
4/26 練習開始
5/6 運動能力試験、参加メンバー選出
5/16 この日から大会まで土日も練習
5/22 ドラゴンボートフェスティバルオープニングセレモニー
5/23 碧潭(新店)でのボート練習開始
6/11 台北縣議長盃龍舟予選
  10:00 開会式
6/12 台北縣議長盃龍舟決勝
 
This is  NTNU MTC Dragon Boat 2005 Team Member
[師大國語中心SPIRIT] [師大國語龍舟隊05 Photo]
コーチ
教練 厳建國  台湾
女子 男子
隊長 Lina Schnabel ドイツ Steve Lin アメリカ
隊員 Andrea Paola コスタリカ Premysl Rosa チェコ Gustavo Tamayo パナマ
Julia Howard アメリカ Alexander Huang アメリカ Yasuto 日本
Felicidad スペイン Yoshikazu 日本 Wayne Cowan カナダ
Takana 日本 Blake Carter アメリカ NAO 日本
Chrsty Liem オーストラリア Robert Herzner ドイツ Victor A. Elizeche パラグアイ
Laura Agirre コスタリカ Philipp R. Marxen ドイツ
Kattia Salas Paniagua コスタリカ Juan Uriburu アルゼンチン
Karla Sandoval パナマ Casroy R. Cain セントビンセント・グレナディーン
Maria Lina Silva パラグアイ Lynn F. Lee アメリカ
 
筋力訓練
水泳のテスト。万一ボートが転覆した時のための水泳能力は必須。 約1ヶ月間、グランドでの筋力トレーニング。グランド12周、腕立て、腹筋、数百回ずつ。 雨の日はグランドの客席での筋力トレーニングと外でのランニング。
大会に向けての心構えなどの説明を受ける。 隊員選抜の運動能力試験。中距離走、腕立て、重量挙げ他。試験は過酷を極めた。 河での練習直前、グランドでオールを使ったこぎ方の練習。
ドラゴンボートフェスティバルオープニングセレモニー「5月22日」
この日、ドラゴンボートに目が入り、ボートに命が吹き込まれた。 ドラゴンボートの初乗り、安全祈願も含め、お札、爆竹を河に蒔いた。 緊張の初乗り。
ボート訓練
全員が真っ黒でマッチョ、とても強そうなチーム。 大会会場となる碧潭では数多くのチームが早朝から練習をしている。 ボートをこぐメンバー18人の動きが同じにればなるほど速い。
龍舟日記
 
大会の模様はこちら
 
6/11 いよいよやってきました。端午節。
ドラゴンボートレース本番当日です。朝起きた瞬間から緊張して、モチベーションもMAXというかんじです。
がんばってきます。
6/8 今まで約2ヶ月間、毎日参加してきた練習も今日が最終日だ。
この時間に碧潭に来るのも今日が最後だと思うと少し寂しい気持ちになった。
今日の練習はチームワークの最終確認とスタートダッシュの調整だった。
練習では常に単独で走っているため、自分のチームがどれくらいの力があるのか、同じトーナメントに参加するチームがどれくらいの能力をもっているのかは全くわからない。
試合となればタイムや条件はどうでも、とにかく勝たなければならない。レースはタイムではなく、一瞬でも先に旗をとったボートが勝ちとなる。長距離レースでしかも人力ボートで差をつけられると追いつくのはとても難しい。それゆえスタートダッシュはとても重要なのだ。毎日練習しているスタートダッシュだが、もし競合と当たった場合、スタートダッシュで差をつけられる可能性もある。差が付いたまま普通に走っていたらスタートでおったハンデを縮めることはできないという。なぜなら勝っているチームは気持ちに余裕が出て、よけいにチームワークが良くなるからだとか。相手の動きがピッタシとそろったらもう勝ち目は無い。だからもし、リードされた場合、手遅れになる前に作戦を立てなければならない。いっきに抜き去るのではなく、追いつくための作戦。作戦を何度か練習し、比較的軽めの練習となった。
今までレース形式の測定では3秒以内のタイムに入っており、なかなかタイムが伸びずにいた。
「これが最後のレース、これが最後の練習だ!」とコーチから激が入り、最後のレースがスタートした。とにかく、こぎ手全員が乱れず同じ動きをとるように意識をし、それはきれいなフォームにまとまり、ゴールをきることができた。
タイムは!?なんと今までの記録より20秒も上回ることができた。
このタイムなら勝てるかもしれない。
ボートから降り、大会に向け気合をいれ、師大国語中心龍舟隊の練習は終了した。
6/6 いよいよ大会が今週末となった。
今まで長く続いた練習も指折り数える程度となった。
いよいよ鼓手「ドラマー」、旗手「フラッグハンター」を決め、今日から試合を想定した練習がはじまった。練習序盤からコースのスタートに向かい、レース形式のタイム測定、その後、この日は5本連続で本番の600mコースを走った。しかし、大きくタイムは伸びず、5本すべてのタイムは3秒の中に入っていた。
6/5 龍舟隊に土日は無い。
ということで今日も普通に練習が行われた。ただ、集合時間は8:45といつもよりも2時間遅く、朝はゆっくり寝ることができた。時間が遅いこともあり日差しは既に強くなっていた。碧潭は最高のエメラルドグリーンに輝いている。
河には既に龍舟が走っている姿がうかがえる。休みの日ということもあり、平日よりも多く、見たかんじで8チームくらいが練習をしている。その他、スワンボートも多く見えた。
いつもどおりのメニューで練習をはじめるも今日はスワンボートが多く、高速で走るドラゴンボートの前を横切ったり、コース上にいたりと、少しじゃまに思えた。
今日はお休みモードなのか、練習はいまいち緊張感に欠け、チームワークがほとんど見られない。ボートをこぐスピードがばらばらでコーチのげきが飛ぶも・・・。
炎天下の中、2時間以上練習をしていたため、肌はだいぶ黒くなった。
練習後、チームみんなであるチームメイトの家で昼食をすることになり、アルゼンチン人の家に、碧潭から近いのでうちで食事をしようということだった。みんなでケンタッキーを買い、向かった。ここには TAIPEI TIMES の記者が同行し食事中私達のインタビューをした。
6/1 今日は師大の新学期ということもあり、久しぶりにメンバー全員26人が勢ぞろいした。
ということもあり、1つのボートには全員乗ることができず、2つのボートに分けて乗ることになった。
今日の練習は大会まで10日あまりということもあり、実際にコースを走ることと、スタートダッシュの正確性。つまり本番と全く同じ走りを試してかたちをみようということだった。ちょうど舟も2つということで、練習はレース形式でスタートの掛け声と共にはじまった。掛け声と共にスタートダッシュ、ボートがスピードに乗ったらゆっくりと力を込めてこぐ。碧潭のコースは全長600mととても長い。普通の国際レースでは300mといわれているので、ここのコースは通常の2倍、最も過酷と言われる会場だ。本番ではそれをレースごとに2本連続でこがなければならない。結局本番のコースを3本連続で勝負し、私の乗ったボートは2勝1敗。600mはかなり長い。最後の方は力を振り絞り気力でこいだ。本番がだんだん楽しみになってきた。
5/30 いよいよ来週の土曜日だ。大会まで2週間を切った。
今日も4:50に起き、遅刻せず6:35に碧潭に到着した。
碧潭での練習も2週目に入り、練習内容は大会を意識した内容が加わっていった。
チームのスピリットも徐々に上がり、こぐタイミングもだんだんそろってきた。ボートのスピードもなかなかの速さ、川岸から私達を見ている大勢の人々は師大国語中心のチームはなかなかうまいなと思っているのではないだろうか。
先週末に碧潭で見た競合チーム、それは台北縣警察局だろうか。ボートをこぐ18人のすべての動きがぴったしで、全く無駄を感じさせない動作、とてもきれいなフォームで私達を驚かせた。
コーチはこのチームを例に挙げ、再度、フォームの修正した。巨大なボートは18人もの選手がいっせいにこいでも1階のこぎでは前に進まない。試合で勝つには多少の作戦が必要だ。それはスタートダッシュ、スタート直後にボートのスピードが勢いに乗るまで20回通常の倍以上のスピードでボートをこぐ。スタート直後の重い水を高速でかきあげ、その後通常のフォームに戻る。ただ、ぜんいんのこぐタイミングを合わせるのですら難しいのに通常の倍以上のスピードでこぐスタートダッシュは更なる問題をつきつけた。そう、なかなか合わない。コーチからは「こぎはじめて5回目になってやっと合ってきている!」、最初の5回はバラバラだ。停まっているボートを高速でこぐのは本当にきつい。今日はこのスタートダッシュを何度も練習し、終わる頃にはだんだん形になってきた。
5/21 今日は碧潭でドラゴンボートフェスティバルのオープニングセレモニーが行われた。
とわいってもレースがあるわけではなく、ドラゴンボートに眼を入れる點眼式です。眼を入れることによりドラゴンボートに命が吹き込むというもの。眼を入れた後、今年初のドラゴンボートに各チームが乗り込み安全祈願と共に初こぎを行った。ボートからは紙のお金をまき、爆竹を鳴らす。そして粽を河に投げ、チーム、そして大会の安全を祈った。





5/6
5/4 2度目の水泳試験が行われた。前回は30m手間でリタイア。ここで泳げなければ私には運動能力試験の機会さえ与えられない。メンバー全員がプールに集まり、前回泳げなかった5人のメンバーを落とすための場のようにも思えた。この日まで1週間、毎日朝ドラゴンボートの練習を終え、2つの学校の授業、その後、ふらふらになりながらも毎日夜プールに通い2〜3時間水泳の練習をしてきた。ここは死んでもあきらめるわけにはいかない。
第一組目いきなり私の名前が呼ばれた。緊張の瞬間だった。
スタート、今回はスタート時、力を抜いてクロールで泳ぎはじめた、しかし20m付近で息継ぎを失敗し、苦しい状態に、25m付近で体を反転させ背泳ぎに、呼吸も普通にでき、なんとか沈まずに前に進んでいる。
50mターンに到着、体を反転させ、残り5mを泳ぎ、ターン、そのまま背泳ぎで進む。すでにここまで泳いでいる自分が信じられない。そして100mターン、プール際には練習でよく話をしてきたチームメイトが加油!と声援をおくってくれる。100mターンも無事にクリアし、後はゴールを目指すばかり、頭の中でゴールできることを確信し、より力が入る。もう足は動かないが最後の力を振り絞り足を動かす。残りの距離をあらわすロープを次々と越え、後ろを振り向くとゴールが見えた。あと少し、・・・
そして感動のゴール、担当者にこれでいいのか?と声をかけると、「本当にすごい!感動したよ。体は問題ないか」と声をかけてくれた。問題ないと答えたが、実は立っていられないくらい足がパンパンに張り痛かった。10分くらいプールサイドに座り、スタート地点に戻った。
なんとか150mを泳ぎきったもののタイムを見ると17人中16番目、ドラゴンボートの男子定員は12人。





あとで掲載
4/25 今日から練習がはじまった。朝6:45、多国籍で顔も国もわからないメンバーが約30人そろった。
コーチは昨年のドラゴンボートチームの女子キャプテンが担当をし、筋力トレーニングがはじまった。
早朝の師範大学グランドはおじいちゃんおばあちゃん、そして多くの人がグランドで走ったり、サークルが太極拳をしたりと、台湾ならではの光景が広がっていた。龍舟隊もまずは4周グランドを走った。そして準備体操をし、腹筋を中心とした練習になった。何百回腹筋をしただろうか。腰は皮がすりむけとても痛い。一般人の体だ、こんな激しい運動は久しぶりで練習がおわるやいなや筋肉痛が襲った。家に帰り体を見ると腰は大きく皮がむけ、血まみれになっていた。明日以降大丈夫だろうか。
4/22 ドラゴンボート参加希望者の水泳試験が行われた。今年は男女別のチームではなく、混合チーム1チームのみの結成なので人数を絞るための選抜試験だとのこと。ドラゴンボートの参加資格は泳げること。これは万一ボートが転覆した場合、自力で岸までたどり着くため、もしくは、救命ボートが来るまで自力で泳げるため。

私は高校の授業以来水泳をしたことがなく、もう5年以上は余裕で泳いでいない。しかもその当時25mが最高だった。今回の試験は150m、しかもこの師大のプールは水深が2mととても深い。今まで入ったプールと比べてもとても大きい。
試験の場に集まったのは10人ちょい、朝8時からと10時からの2つ時間があり、授業に合わせて都合の良いほうに参加する。私は10時に来た。周りには体格の良い西洋人がずらずらそろい、緊張する。
今日のために水着やらゴーグルやら一式をそろえた。
師大の担当者とコーチから説明を聞き4人ずつ計測がはじまる。私はあまり泳いだことを伝え、1コースにしてもらった。プールに入ると足が付かないだけでとても怖い。
スタートの笛で一斉にスタート、スタート直後はおもいっきり泳いでがんばるが、20m手前のところでやや苦しくなり、30m付近でプールサイドに手をついた。どう考えても150mを泳ぎきる力は無い。担当者に伝えここでリタイア。ドラゴンボート出場は無理か。

この日の午後、担当者の部屋に呼ばれ、聴いた言葉は、水泳試験に参加したメンバーは全員練習に参加するということ。そして練習は当初5月2日からを予定していたが、4月25日に前倒ししてスタートするということ。5月6日に体力能力試験を実施し、そこでメンバーを選抜するということだった。運動能力試験と水泳能力試験の合計でメンバーを選ぶとのこと。
来週から突然ドラゴンボートの練習がはじまることとなった。
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